お伊勢参りに行くなら「すし久」へ

お伊勢参り

前回のブログで、VOGUEの撮影を書きましたが、それが三重県志摩市の高級リゾートホテル「アマネム」での撮影だったので、せっかく東京からここまで来たので、伊勢神宮へ参拝にも行ってきました。
伊勢神宮は大相撲とも所縁があり、毎年春場所が終わった3月末か4月初めにこの伊勢神宮での奉納相撲から大相撲の春巡業がはじまります。なのでほぼ毎年、伊勢神宮には、行っていました。

内宮?外宮?

よく伊勢神宮のことをテレビなどで観ると、内宮とか外宮とか出てくるかと思いますが、一般的にテレビなどに出てくるのは内宮のほうです。大相撲の春巡業が行われるのも内宮の隣で開催をされています。ちなみに上の写真は内宮の写真。
なので今回は内宮についてお話したいと思います。

アクセス方法

大相撲の巡業では、大阪場所の後ということもあり、力士たちは大阪からこの伊勢神宮に入ります。その際に、上六(うえろく)という駅から近鉄線の臨時貸し切り列車で宇治山田駅まで向かいます。
ちなみに、上六は正式な駅名では無く、大阪上本町駅が正式名称ですが、みんな「上六」と呼ぶので私もそう呼んでいます。
上六からは約2時間くらい。東京からだと名古屋駅を経由していくので名古屋までが1時間半で、そこからさらに1時間半くらいなので、移動時間を含めて約4時間くらいで到着します。宇治山田駅からは、歩いて行くと遠いのでバスとかタクシーが良いでしょう。

<伊勢神宮・宇治橋鳥居>
※こちらは右側通行です。そして真ん中の部分は歩かないように。

タクシーは、宇治橋鳥居の手前まで行くことが出来ますが、おはらい町という昔ながらの街並みにいろんなお店が並んでいる街があるので手前で降りてそこを歩きながら参拝するのもおすすめです。でもおみやげとか買うのなら、先に参拝をお勧めします。中に入ってからも結構歩くのと、参拝するのにいろんな紙袋とか持って歩くのもどうかと思いますので。

参拝のマナー

宇治橋鳥居は右側通行で渡ります。この橋を渡る前に一礼をして渡りましょう。
この橋は、大相撲の巡業の際に、横綱大関などが化粧まわし姿で通る橋でもあります。
橋を渡って右方法に歩いて行くのですが、結構長いです。毎年、伊勢神宮に巡業で来ていて、参拝したことあると思っていましたが、この中を歩いていてすぐに分かったのは、「一回も参拝したことない」でした。巡業中は、基本的に付き人なので、付き人たちは、先ほどの宇治橋鳥居の手前のテントの中で待機していました。なので中に入って参拝したのは実はこれが初めてでした。何回も来てるのに・・・。なのでいままでの失礼な分のお詫びも込めて参拝です。
長い直線が突きあたるあたりの右側に川が流れています。これが五十鈴川です。ここは川に触れることも出来るようになっています。手前に、手水舎がありますが、昔の人はここで手を清めていたとのこと。なのでこちらでも手を清めましょう。
そして、いよいよ内宮の御正殿に向かいます。


この階段下は、撮影がOKです。ただ階段を上がった鳥居の中での撮影は禁止なのでご注意ください。
ここまで歩いてくるだけで、木々から出る神々しい空気を吸って、身体が清めらてた感じがします。滝のような汗をかいておりましたが。。。

そして参拝をしますが、二拝二拍手一拝の作法で参拝をしてください。拝とは深々と頭を下げることです。

参拝が終わりましたら、お守りやお札などを買って再び宇治橋を渡って帰ります。

おかげ横丁

宇治橋鳥居を出て右に歩いて行くと、おはらい町通りと呼ばれるお土産屋さんや食事処が並んでいます。
そこを歩いて行くと中ほどに「おかげ横丁」という場所があります。そこの中心にあるのが、伊勢のお土産で有名な「赤福」があるのです。
実際に、赤福本店では、目の前で赤福餅を作っていて、それを食べてお茶を飲むことも出来ます。
実は、私は今から25年以上も前に、このおかげ横丁に来たことがありました。その時は、高校相撲の大会が毎年伊勢神宮で行われていて、先輩の付き人として、この伊勢に来たのです。
その時に、このおかげ横丁でいろいろな食べ物に出会うのですが、実はいまでもそれがとても好きです。

てこね寿司

赤福本店より、数軒内宮寄りになる「すし久」さんというお店があります。
ここは、てこね寿司が有名で、てこね寿司は伊勢の名物にもなっていますがここのてこね寿司が一番美味しいです。
まずは大汗をかいたのでビールを飲みましょう!

いやぁ最高!この写真も美味そうに撮れてるなぁ。。。我ながら(笑)

そしてお待ちかねのてこね寿司がやってきます!

カツオの漬けが、ご飯の上にのってます!
ご飯も味付けがされていて、中にはしその葉とかが刻まれてます。

これが本当に美味い!!

ほかにも、うなぎのひつまぶしとかもあるのですが、伊勢に行ったならぜひてこね寿司を食べてみてください!

他にも、牛肉のすき焼きや、あみ焼きの美味しい「豚捨(ぶたすて)」というお店もあるんですが、そこで高校時代にものすごい量のすき焼きや牛のあみやきを食べて、その豚捨のお店に中に、すし久さんの、てこね寿司を出前してもらい食べた記憶があるのです。この豚捨もとても美味しいお店です。さらにもう一つお勧めのお店があって、そのお店は「海老丸(えびまる)」千代丸じゃないですよ。。。

ここは海鮮専門のお店で、なかでもお勧めなのがエビフライ定食。

<海老丸の海老フライ定食 ¥1990>※画像は漁師汁付なので¥2730

この海老フライの特徴が、なんか海老の形おかしくないですか?
これは平たく伸ばしてるのです。海老が肉厚だから開いて伸ばせるのです!
なので中身はプリプリの海老が!!!

あぁブログ書いてて、よだれが出てくる。

そして、もう一個お土産にお勧めが、伊勢萬というお酒屋さんの、ステラという焼酎です。
その焼酎のゆず風味の焼酎があるのですがこれがオススメ。

<ステラハーフムーン・香酸ゆず酎>

というお酒。

なんで、こんなに伊勢のことを詳しいかと言いますと、実は玉ノ井部屋の後援会は、伊勢の赤福さんだったのです。
なので、名古屋場所があるときは、部屋への差し入れで大量の赤福と、大きな寿司桶に、大量のてこね寿司。そして、海老丸のエビフライが沢山届いたのです。普通は、これだけ食べたら飽きると思うかも知れないですが、本当に美味しいものは飽きないのです。

早くコロナが収束して、お伊勢参りに行って、てこね寿司を食べたいものです。

お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り

この言葉ご存知ですか?お伊勢参り行くならば、朝熊岳金剛證寺にもお参りに行かないと、片参り(半分)しかお参りしたことにならないということです。せっかくお参りするのならば、外宮・内宮・朝熊岳金剛證寺と3つお参りしましょう。
それぞれが結構離れてるので、移動は車で行くほうがいいでしょう。昔の人は歩いたみたいですが。

 

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