大相撲7月場所開催

こんばんは
元お相撲さんブログの田代です!

依然として、新型コロナウィルスの影響で仕事に影響が出ています。

緊急事態宣言が解除されてから、県を跨いでの移動もOKになったはずですが、ここへ来てのまたまた感染者急増。
「第2波ではない」なんて報道してますが、1波も2波も無く、単純に油断しての感染拡大。

そんな中、プロ野球やJリーグは観客を入れての試合を開始。
大相撲もそれを追うように制限付きながら観客を入れての本場所開催を決定した。

いままで、7月場所は名古屋で開催されていたので、東京で開催されることに少し違和感はありますが、5月場所が無かったので久しぶりの大相撲開催に少しワクワクするのと、観客入れて大丈夫なのかなという不安が入り交ざります。

先日、自宅の部屋の掃除をしていて、要らないものを断捨離しようと押し入れから段ボールなどを出して箱を開けてみました。中からは現役時代の写真とか、当時の取組のDVDとかもありました。そんなのが見つかると掃除は先に進まず、結局そのDVDを再生したり。自分では、ついちょっと前のように思っていましたが、もう20年以上前の取組の映像など、「懐かしいな」とか「若いな」なんて言いながら、見入ってしまいました。

取組の結果は大体わかっているのに、「よし!(前に)出ろ出ろ」とか「なにやってんだよ!そこで上手離すなよ」とか自分自身を応援してしまいました。なんか時が経ってから見ると、冷静に自分の分析が出来て、「こんなんじゃ強くならないな」なんて自分で思いました。当時は必死にやってるつもりでしたが、今見るととても歯がゆいものです。

DVDはNHKの衛星放送を録画したものだったので、実況や解説などが入っていて、「この田代ですがね・・・」みたいなその時のプチ情報がいろいろとあって、「あぁそんなことあったなぁ」なんて思いながら当時のことを懐かしく感じました。

そんな中、入門2年目の時の取組映像を見ていると、私のコメントをアナウンサーが話していて

「東の田代ですが、先場所自身最高位の幕下15枚目まで上がりましたが、それまでは負けて元々の気持土俵に上がっていたそうです。ただ、初めての上位を経験して感じたのは、負けて元々なんて気持ちでは、この番付では勝てない。ここでは、目の色を変えて、なにがなんでも勝つんだという必死さが必要、私には必死さが足りませんでしたと反省していました。」というレポートが流れたのです。我ながら良いこと言ってるななんて思いましたが、当時は本当にそういう気持ちで頑張っていたんだなと思うのと、まだまだそういう気持ちで今の自分も頑張らないといけないなと、昔の自分にケツを叩かれた気分になりました。

昔は、転んだって、投げ飛ばされたって、何度でも起き上がって立ち向かって行っていましたが、いまでは転ぶのを怖がり、失敗を恐れ、怪我をしないようにすることがあたりまえと思って生活しています。
物理的や経済的には、家族もいますしそれは当然ですが、精神的には「よーし今に見とけよ!」という気持ちを常に心の奥底に持って何事にも必死に頑張ろうと昔のDVDなどを観て、改めて思いました。

コロナをやっつけろ!なんて言いますが、この先本当にどうなるか分かりません。
そんな世の中ですが、これからもいろんな挑戦をし続けていきたいと思う44歳の夜でした。

あっおかげさまで、先日7月13日で44歳の誕生日を迎えることが出来ました。
もう44歳ですよ。。。おっさんだなぁ。
まだまだ40代という気持ちが必要ですね。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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