こんにちは
4月12日13日と玉ノ井部屋とともに相馬の避難所でちゃんこ鍋の炊き出しをしてきました。
温かいちゃんこ鍋を食べてもらい少しでも元気を出してもらえればうれしい限りです。
今回だけでなく継続的に支援をつづけていければと思います。
津波の被害にあった場所も実際に見させていただきましたが
とても深刻な被害の状況です。
被災にあった方々、亡くなった方のことを考えると
観光気分で来ているのかと思われるかも知れませんし
心情を考えるとブログに書くことも複雑な気持ちです。
玉ノ井部屋の合宿所の状況は写真を撮りました。
建物は航空写真でも確認の通り流されてはいませんでした。
壁などは破損しておりますが、建物的には大丈夫そうです。
上がり座敷にも泥水は流れ込んでいて鍵のかかっていた玄関は水圧で
破壊されていました。
チャンコ場の中はぐちゃぐちゃで、冷蔵庫冷凍庫なども倒れていて
海水をかぶっているので使い物にならないかも知れません。
これは別の地区で原釜地区ですが、信号機が根元から折れてました。
津波の大きさや怖さをまざまざと感じさせられました。
玉ノ井部屋の後援会の方たちは大半の方が無事で元気でした。
ただ以前まで合宿をしていた原釜地区の近所の方たちは何名か亡くなっていました。
以前の原釜地区の合宿所は、近所の方に漁師さんが多くて
合宿中は、「これみんなで食べな!」と獲れたての魚を樽ごと持ってきてくれて
差し入れをしてもらったり、バーベキューなども一緒にやったりしました。
またこちらからはお礼にと家庭用の鍋に、チャンコを作って逆に差し入れたりと
とても良いご近所関係で、合宿所が移転してからもバーベキューやったりとするのが
毎年の楽しみでした。
その方のご自宅は、津波に流されていて避難所で聞いたら、ご夫婦で亡くなったとのこと。
今度は僕らが支援する番だったんですが。
被害を受けた場所を案内してくれた、いつも僕らを海水浴場まで乗せてくれる
一郎おじちゃんが「戦争よりひどい。戦争でもこんなに全部もっていかねぇ」と。
僕らに出来ることを見つけて微力でも復興のお役に立てるように
僕ら自身も頑張らないといけないなと感じました。
この地震・津波で亡くなった方のご冥福を心よりお祈りいたします。
合宿所も大変なことになってますね。
私も、阪神大震災は経験してますが。。
物が持っていかれるとかなかったですし。祖父母が被災はしましたが、まだ家はあったし。。
ほんとに規模の大きさを思い知らされます。
未だ遺体さえ見つかれないひとのことを思うとほんとに無念です。。
でもタッシーさんが行かれたことで、少しでも被災者の方の心も癒されたことと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。