さて大相撲引退後の話、第7話目になりました。
前回のブログでは、インドのCMに出演するため、インドのムンバイに行く話を書きましたがその続編です。上の写真は、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージ国際空港。
天井が、とてもきれいな模様で格好良いです。
まずは、羽田からシンガポールまで行き、乗り継ぎでインドのムンバイまで。約15時間の旅。
クライアントが用意してくれたのが、シンガポール航空のビジネスクラスだったので、のんきに写真を撮ってもらい、機中では贅沢な時間を過ごさせてもらいました。座席が良かったから全然疲れませんでした。
でもこの上の写真を見ると気が付かないと思いますが、実はこれ超広い席なんです。
通常の席の2倍以上の広さで、広告に乗っていた写真がこちら↓↓↓
僕だと1人サイズです(笑)
これ以上大きくなったら、次はもう貨物室だな・・・。
さてさてインドのムンバイというところは、インドを地図で見ると逆三角形の形になってますが、左側の海沿いの街です。
私は、ムンバイに行く際に何の予備知識も無く渡航したので、あとからいろいろと調べて分かったのですが、街中にライフル持った軍隊とか多いなと思っていたら、テロがとても多い街とのこと。インドでテロのイメージが無かったので、全く警戒してなかったのですが、実際にテロが多いそうなんです。(当時は)
これはインド門という、海沿いに建てられた建造物で観光地になってました。
一緒に写っている人は、コーディネーターさん。
手前に写っているインド人の皆様の僕への視線を観てください。こんなデカい奴いないから「なんだこいつ?」という目がすごいです。
そしてこれ奥に写っているのがムンバイにあるタージマハールホテルという高級ホテルです。
私は、ムンバイのことをあまり良く理解してないので、ドライバーさんに連れていかれたところをグルグルと観光していて、たまたま「暑いからこのホテルでお茶でも飲みましょう!」と中に入ったのです。
すると
ホテルの入り口には、空港みたいなセキュリティゲートがあり、金属検査や荷物検査をしないと入れないのです。
なんでこんなにセキュリティが厳しいかというと、実はこのホテル、2008年に起きたテロ事件で爆破されているのです。そしてテロリストに占拠されて死者も出たホテルだったのです。
私は、なにも知らずにこのホテルのレストランに入ったのですが、テロのことなんか、知らなかったので違うものへの恐怖→「インド行ったら必ずお腹壊すよ」という例の話を思い出し、どれがお腹壊すかを考えたのです。お冷が出てきたら飲むのやめようとか、氷が入ったものも危ないなとか、本当は氷の入った冷たいものを飲みたかったのですが、一番安全なものは何かを考えた結果、ビールを頼んだのでした。
これは、インドで有名なビール「キングフィッシャー」
そんなに癖も無く、とても飲みやすいビールで、この時喉が渇いていたので一気に飲んで「くぅー最高!!」と満面の笑みで、お代わりをしたのです。これが後に、あることに繋がります。
過去4回インドに渡航してますが、この時のことを思い出して必ずこれを飲んでます。
観光も飽きてきたので、ホテルに戻るため車に乗ると、この日は到着した時から大雨で、道は大渋滞。約15㎞の距離を全然車が進まないのです。さっきのビールを飲んでから約3時間。ようやくホテルの付近に着くと、周りの道路はこんな感じに冠水してるのです。
原付バイクの沈み方をみたら大体の水深が分かるかと思います。
あらためて「なんかすごいところに来ちゃったなぁ」という印象のまま1日目は終わるのです。
いよいよ明日2日目は撮影日。
本当は今日のブログで撮影のことも書こうかと思いましたが、話が長くなるからまた明日更新します。